AI翻訳の超新星「T-4OO」をユーザ目線で使ってみた!

AIソリューション

AI翻訳サービス「T-4OO」をさらに詳しくご紹介!

以前ご紹介した超高精度AI自動翻訳サービス「T-4OO(ティー・フォー・オー・オー)」。機械型、Webサービス型、人依存型。従来の市場を形成してきた翻訳サービスとは一線を画する精度と速度。画期的な翻訳サービスとして、「T-4OO」をご紹介しました。

今回はその続き。

話題の高精度AI自動翻訳サービス「T-4OO」の具体的使用感などについてご紹介してみたいと思います。

 

 

実はジーベックも翻訳が必要な企業

さて、なぜ今回もまた「T-4OO」の記事なのか。今回はぜひココからお話していきたいと思います。

「T-4OO」が本当に素晴らしい翻訳サービスだから?

そのとおり。

ジーベックが「T-4OO」の公式リセラーだから?

もちろんです。

でも、それだけではないのです。

実は、私たちジーベックは欧米での国際訴訟のために必要となる証拠文書のスキャニング「eディスカバリ」の専門企業でもあります。こうした業務のなかで、私たちも現地のネイティブ・スピーカの皆さんと日々応答を行っているのです。

しかもその業務は法律や訴訟に関わる分野。私たちの業務速度が遅くなったり、応答内容の読解に誤りがあると、法廷での判決に大きな影響を及ぼすことになってしまいます。私たちの業務にとって、正しい言葉でのコミュニケーションは非常に重要な要素なのです。

もちろんジーベックの社内にはネイティブレベルの社員がいます。でも、その人材だけが応答を行えばよいというわけではありません。業務を迅速に遂行するためには、やはり部門に所属するすべてのスタッフが、均一な品質で対応できることが望ましいのです。

と、いうわけで、質の良い翻訳サービスの担保は私たちにとっても重要案件。同じように翻訳を必要としている皆さんと同じ目線でお話できると思うのです。

 

 

「T-4OO」のスゴさ

「T-4OO」の特徴は、前回の記事「え!? まだあの翻訳サービス使ってるの!?プロレベルの超高精度AI翻訳」で詳しく紹介したとおり。ぜひこちらの記事もご一読ください。

え!? まだあの翻訳サービス使ってるの!? プロレベルの超高精度AI翻訳!

さて、「T-4OO」のスゴさ。いろいろありますが、やはり「超高精度」が最大のスゴさだと考えます。最初に翻訳を行う際にも、高確率でほぼ修正なし。たとえば、同じ言葉でも、業界や分野によって意味や用法が異なるものがあります。「T-4OO」は元々2,000を超える分野に対応。最初にどの分野での利用かを設定することで、こうした分野による差異にもしっかりと対応してくれるのです。

また、契約者ごとにデータベースを持つことができ、そこで自分たちの行った翻訳結果を学習・管理することが可能。分野ごとのデータベースと、契約者ごとのデータベース。この2つを運用することで、超高精度翻訳が実現されているわけです。

他にも「電子ファイル、テキスト、URLのマルチ翻訳」や、「レイアウトそのままの翻訳」など、「T-4OO」はスゴいところが目白押し。翻訳家の起用や従来の翻訳サービスとはまさに“モノが違う”と言えるのです。

 

 

どんな企業が使っているの?

超高精度AI翻訳「T-4OO」、実際にどのような企業が使っているのでしょうか。サービスの提供元である株式会社ロゼッタのWebサイトを見てみると、三井住友信託銀行、オリンパス、旭化成、などなど、誰でも知っているようなメジャーな企業名が並んでいます。

利用業界を見ると、半導体、産業機械、電気機械、造船、鉄鋼、建設、ITなどなど。

近年では製薬業界や大学病院を始めとする医療業界、研究施設、大学、国際特許事務所、弁護士事務所などなど広範な利用実績があるようです。

今回の新型コロナウイルスの研究などでも、世界中の大学や研究施設がそれぞれの研究成果を公開し、あるいは共有することで大きな成果を目指しています。こうした連携や応答が日常化している分野は、やはり「T-4OO」を採用しているようです。

この導入実績の多さこそ「T-4OO」の翻訳の精度や使い勝手の良さの証明なのかもしれません。

 

 

さっそく使ってみよう!

では、スゴい翻訳サービス「T-4OO」をさっそく使ってみたいと思います。

まず、「T-4OO」を利用するためには、ライセンス契約が必要です。翻訳を利用するアカウント数や想定の翻訳語数など、様々な要素から料金が算出されます。このあたりはちょっと複雑なので、詳細については本ページからジーベックにお問い合わせください。

契約が済み、アカウント提供を受けたらさっそくログイン。基本的に「T-4OO」はクラウド型のWebサービス。インターネットブラウザを利用して、提供されるURLにアクセスしログインをします。

ログインするとこんな画面が表示されます

 

この画面を見ると分かる通り、翻訳は①テキスト翻訳、②ファイル翻訳、③WEB翻訳の3通りから選べます。

①テキスト翻訳は、文章をコピペするおなじみのカタチ。

②ファイル翻訳は、WordやExcelといったOffice関連ファイルやPDFをアップロードするカタチ。

③WEB翻訳はURLをコピペすることでWebページそのものを翻訳します。

皆さんの用途にもよりますが、基本的に一番使い勝手が良いのは文章をコピペして使う①テキスト翻訳。原文入力エリアに翻訳したい文章をコピペして「翻訳する」の「T-4OO」ボタンをクリックすればOK。これだけで自動翻訳してくれるのです。

ちなみに、初めて翻訳をする際には「訳文スタイル指定画面」で「である調」「ですます調」、数字は全角か半角かなど細かな設定を行うことができます。こうした設定を行っておくと、翻訳文全体の文調が整い、美しい訳文が得られます。

さて、この他の設定でユーザが気になるところといえば、やはり翻訳言語の設定ではないでしょうか。「T-4OO」は「英語⇔日本語」が基本仕様になっていますが、もちろんこれ「だけ」ではありません。「T-4OO」が対応する言語は100種類以上。ベトナム語、タイ語、マレー語など、近年商取引が盛んになってきた地域の言語にも対応しています。こうした幅広い言語対応力はこれからのビジネスにはずみをつけてくれる機能ではないでしょうか。

この言語数に加え、「T-4OO」が対応する専門分野は2,000分野以上。高品質な翻訳が可能なわけです。言語や自社の専門分野を選択すれば、自動翻訳の準備はOK。いよいよ実際に翻訳です。

 

 

翻訳の待ち時間

某大手検索サイトの翻訳サービスだと、短文翻訳ならクリックで即翻訳が可能。でもこれが論文や契約書となると、なかなかポンとは行きません。

こうした複雑な内容の文書を翻訳する場合、通常は翻訳会社など専門業者に依頼することがほとんど。論文や契約書なら内容を間違えること自体が大きなリスクとなるため、そのくらい慎重にならざるを得ないのです。

通常、こうした翻訳会社に依頼すると「A4判1枚=1日(24時間)」と言われたりします。ですが「T-4OO」ならわずか2〜3分程度で翻訳完了。

ジーベックも同様ですが、翻訳を必要とする企業では。日々膨大な量の文書翻訳が発生します。つまり、この差が積み重なっていくわけですから……圧倒的と言わざるを得ません。

また、「T-4OO」には翻訳の予約実行機能や、完了時のメール通知機能が備えられています。この機能が実は超使える機能。空いている時間や夜間の有効利用も可能なのです。この点も非常に使い勝手の良いところです。

 

 

翻訳結果の確認と翻訳履歴画面

翻訳が完了したら、その結果を確認します。

翻訳結果は「対訳」「訳文のみ」「原文のみ」の3種類から選ぶことができます。

皆さん「対訳」と言われるとどんな表示をイメージされますか?

長文をコピペしたら、その翻訳文がまるごと翻訳ウィンドウに表示される……そんなイメージではないでしょうか。

でも、「T-4OO」はちょっと違うのです。長大な文書でも、一文ごとの対比翻訳を確認することができるのです。これが正誤確認には非常に便利。このあたりも翻訳を日常的に必要としている私達のニーズをよく分かってくれていると嬉しくなるポイントです。

そしてもちろん、翻訳結果に誤りがある場合は修正も可能です。そして、この翻訳結果の一つひとつを「翻訳資産」として活用することが可能なのです。

 

翻訳資産の活用/学習と成長

「T-4OO」を利用するすべての社員が行った翻訳。その結果は「翻訳資産」として社内共有することができます。それが「統一用語・対訳翻訳」機能です。

統一用語は「個人」「グループ」「全社」といった単位で共有する範囲を定めることができます。こうすることで用語・用法に関する社内統制を行うことができるのです。

「対訳」も「グループ」「全社」の単位で共有可能。この登録と活用を行うことで、自社専用のデータベースが「自社にとって正しい翻訳」を蓄積。翻訳精度をどんどん高めていくことができるのです。

「統一用語」は事前にCSVファイルなどでも登録することができ、運用初動時から翻訳精度を高めることができます。

こうした管理機能は、説明を読むよりも、実際に使ってみるほうがわかりやすいかもしれません。

また、このような用語管理が発生する以上、「T-4OO」を運用する部門、チームなどの管理者を定め、常に用語を登録していく体制を整えていくと良いかもしれません。

 

各分野での利用

このように、「T-4OO」の機能は①超高精度翻訳、②用語登録・共有機能の2つが大きな柱になっています。もちろん他にも大きな特徴はあるのですが、実際に翻訳実務が必要な現場視点でいうと、やはりこの2点が大きな意味を持っています。

 

医療・製薬分野での利用

実際に、近年利用率が高まっている医療分野・製薬分野ではこうした機能が大きな力を発揮しているようです。

医療分野・製薬分野では、経営企画を行う部門と取引や研究などの「現場」と呼ばれる部門、そして権利・知財管理部門など全社体制での翻訳環境が必要となります。特に研究などで状況が刻一刻と変化する「現場」では、翻訳速度をいかに高めるかがプロジェクトの成否を左右すると言っても過言ではありません。その点、「T-4OO」の超高速翻訳はもはや言うことがないレベルだと言えるでしょう。

また、医療・製薬分野の「現場」では世界中の連携相手との応答だけでなく、文献の精読などが必須となります。こうした文献の翻訳には予約機能を活用した自動翻訳を当てることができます。こうすることで高騰の一途だった人件費・翻訳費用を大幅に削減することが可能。こうした大小さまざまなメリットが、「T-4OO」を医療・製薬分野で活躍する多くの企業に選ばせているのです。

 

 

機械・開発分野での利用

機械・開発分野では、やはり非常に大きい翻訳ニーズを抱えています。開発「現場」での多国間応答はもちろんのこと、権利・法務関連部門も常に翻訳が必要となる分野。独自技術や独自機械の開発を行う企業としては、やはり各国の特許事務なども不可欠となります。こうした際にも「T-4OO」の言語対応力や超高精度翻訳が役に立っているようです。

 

 

他にも、たくさんの業界が、実際に「T-4OO」を利用してビジネスを展開しています。非常に多くの言語および分野への対応力、用語登録・共有の利便性、使い勝手の良さ、そしてコストカット効果。「T-4OO」がもたらすプラスの効果は非常に大きく、多岐に渡ります。

こうした便利なサービスを賢く使うことも、現代のビジネスに求められる資質の一つかもしれませんね。

 

そこでジーベックではこの「T-4OO」に関する資料を皆さまにご提供しています。以下のバナーをクリックし、「T-4OO」に関する詳しい資料をぜひダウンロードしてください。